旅のホットニュース


8月のロサンゼルス


 ロサンゼルスの夏はカジュアルといわれているが、さすがにムームーとサンダルでランチやディナーに出かけるのは問題がある。ロサンゼルスと一口にいっても地域によって服装に差がある。比較的海沿いの街ではラフな格好で出歩いている人が多いが、やはりダウンダウン等では普段と変わらずスーツ姿の人達が多い。ダウンダウンエリアで食事をするときは、それなりの服装を心掛けよう。またハリウッドやメルローズ通りなどを歩く場合は、露出度の高い服や派手な服装は避けたほうが良い。 

 「ユニバーサル・スタジオ」や「ディズニーランド」などのテーマパークで1日楽しむ人は、とても暑くなるので、身体に無理のない服装とスニーカー等が無難。バックもウエストポーチなど、両手が自由に使えるタイプがおすすめだ。


 8月のロサンゼルスは一年のうちでも一番ロサンゼルスらしい気候といえる。

暑いことは暑いが湿度があまり高くないのでしのぎやすい。直射日光はかなり強いが日陰は涼しいのでひと休みするのにはちょうどいいだろう。

 街中ではクラクラするほどの暑さではないが、「ユニバーサル・スタジオ」や「マジック・マウンテン」のある地域は、かなり気温が高くなることもあるので1日中遊ぶ場合は水分の補給を忘れないようにしよう。

 バスや電車はすべて冷房完備なのでその点は心配ない。この時期はデパートやショッピング・モール等でサマーセールの真っ最中。これらを利用してショッピングを楽しむのもいいだろう。  夏の楽しみのひとつとしてサンタモニカやベニス・ビーチなどでバイクライドを楽しむ人も多いので、時間に余裕があればレンタル自転車で海辺の道を走ってみるのも爽快な気分が味わえる。


8月のイベント

★日本を紹介「二世ウィーク」

 8月12日〜20日、「第55回二世ウィーク」が、リトル東京エリアで催される。日本の文化を知ってもらうイベントで、毎年恒例のみこし祭りや日本食の数々が楽しめる。、13日にはグランドパレードも行われ、ほとんどのイベントは無料となっている。

【開催時間】10:00〜17:00くらいまで。

【電話】(213)687-7193


★アフリカを知るには「アフリカン・マーケット」

 「第10回アフリカン・マーケット」がランチョ・シエネガ公園 Rancho Cienega Parkで今年も行われる。その名の通りアフリカの文化を紹介するこのイベントに、22カ国以上の国が参加。350以上のクラフト・ショップをはじめ、ライブ・ショーや様々なエンターテイメント行事が予定されている。

【日時】8月19、20、26、27、9月2、3、4日 10:00〜18:00くらいまで。

【料金】3ドル(10歳以下の子供は無料)

【場所】5001 Rodeo Blud.Los Angles(ランチョ・シネガ公園)

【電話】(213)734-1164、237-1540


★ホリデイインホテル新装オープン

 ハリウッドにそびえ立つホリデイイン・ハリウッドホテルが改装されて新しくなった。今年の一月に始まった改装工事の費用は200万ドル。各客室からロビーに至るまで美しく生まれ変わった。全470室の当ホテル、23階の回転式レストランからの眺めは素晴らしい。ロビーはアールデコ調で、20年代のスタイルをそのまま残している「ショービズ・カフェ(Showbiz Cafe)」は人気のレストラン。

 ハリウッドの目抜き通り、ハリウッドブルーバードと、チャイニーズシアターから歩いて2、3分の所にあるこのホテルは長い間世界中の観光客に親しまれている。

・The Holiday Inn Hollywood

【住所】1755 Highland Ave

【電話】213-462-7181


★ビバリーヒルズに新ショップ続々オープン

 世界の一流品店が林立していることで有名なビバリーヒルズのロデオ・ドライブにアメリカでは3店目となるブティック「Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)」がオープンした。ゼニアではニットウェアからラウンジウェアまでのゼニア・コレクションがずらり並んでいる。また、「ジョージオ・ビバリーヒルズ」が7月末に新しいロケーションで新装オープンする。以前あった場所は現在「フレッド・ハイマン(Fred Hayman)」が入っている。今度の場所はそこよりも半ブロック先の「エルメス」の隣。買い物好きじゃなくても、おしゃれでかわいいこの地区は写真を撮りたくなるほど。散策がてらにぜひ立ち寄ってみよう。

・Elmenegildo Zegna

【住所】317 N Rodes Drive

【電話】310-274-0200

・ジョージオ

【住所】301 N Rodio Oreie

【電話】310-247-8827


★渋滞知らずのラスベガス 無料モノレールが登場

 ラスベガスは全米でも最もホットな街の一つとして人気の都市だが、それに伴い、観光客もものすごい勢いで増え続けている。車の混雑も増え、特にラスベガスストリップ(大通り)は大変な渋滞。ひどい時には、わずか数ブロックの間を30分以上かかることもある。その渋滞を解消するために6月半ばに登場したのが、バリーズとMGMグランドを結ぶモノレール。この2つのホテル間を(1.6km)わずか3分で結んでいる。毎日朝8時から午前2時まで運行しており、なんと無料。このモノレールの登場によって多くの観光客が快適なラスベガスの旅を満喫している。


★サンディエゴに恐竜山出現?!

 サンディエゴの「ワイルド・アニマル・パーク(野生動物園)」に、恐竜ロボットを集めて作った「ダイナソー・マウンテン」(恐竜山)ができた。4エーカーの広大な土地は映画「ジェラシック・パーク」さながらの恐竜パークと化している。18頭の恐竜はもちろんすべてロボットだが、声も出すなどなかなかよくできていて、大人にも子供にも大人気。

 また、バーチャル・リアリティーの画面を使って恐竜時代にタイムスリップできるという楽しい試みもある。この夏は、この恐竜マウンテンを是非訪れてほしい。

【営業時間】9:00〜18:00

【料金】大人18.95ドル、子供11.95ドル、恐竜マウンテン3.50ドル

【電話】619-747-8702

<行き方>ロサンゼルスから車で約2時間半


★ユニバーサル・スタジオに新アトラクション登場!

 この夏上演される2つの映画「キャスパー(Casper)」と「アポロ(Apollo)」クランク・インにちなんで、ユニバーサル・スタジオでも新しいアトラクションが開演される。一つ目が「Casper Behind The Scream」で、5月26日から9月4日までの期間のみオープンされる。このアトラクションは、ハウンテッドハウス(ゴーストハウス)のレプリカが作られ、そこで起こる様々な出来事を体験できたり、バーチャル・リアリティとコンピュータを駆使したイメージを利用した新テクノロジーもばっちり楽しめる。

 そして2つめが、7月1日から開催されるトム・ハンクス主演映画「Apollo 13」をモチーフにしたアトラクション。この映画がどのように作られたかその裏を覗かせてくれる。夏には、また新しいアトラクションが増え、ますます楽しいユニバーサル・スタジオになりそう。


★奇妙な名前のレストラン「臭いにおいのするバラ」オープン

 面白い名前のレストランがオープンした。その名も”The Stinking Rose”(臭いにお いのするバラ)。ニンニク料理の専門店ということで、店名も納得できる。場所は元「ローリーズ」のあった所でビバリーヒルズ、ウィルシャー・ブルバードの1ブロック北。またレストランの横に、ガーリック専門のショップも隣接している。

〈主なメニュー〉バグナ・カルダ(ガーリックのロースト焼きアンチョビ風味)、ポークチョップ(ガーリック味)、レッド・キャビア・パスタ

【住所】55 N. La Cienega Blvd.

【電話】310-652-7673


★「プラネット・ハリウッド」がオープン迫る!!

来月9月1日、パリのシャンゼリゼ大通り78番地にレストラン「プラネット・ハリウッド」がオープンする。このレストランは、アーノルド・シュワルツネッガー、シルヴェスター・スタローン、デミー・ムーアなどハリウッドの大スターたちが共同で経営している夢のようなレストランだ。今回パリにオープンするレストランは、現在世界中に20軒ほどあるレストランの中でも一番大きい。

 お店のプランは、1階がキャラクターグッズなどを取り扱うブティック、2階がフランス料理とカリフォルニア料理のレストラン、3階が小さな映画館、4階がオールドファッションなバーとなっている。

 なお、オープニングにはアーノルド・シュワルツネッガー、シルヴェスター・スタローンがやってくる予定で、シャンゼリゼ大通りはお祭り気分になること間違いなしだ。


●NOMOトルネードを見られるか!?

〜8月の大リーグスケジュール

 「ドクターK」の異名をとり、奪三振、完投勝利、オールスター出場とめざましい活躍で注目を浴びている野茂投手。運が良ければ野茂登板の日に観戦できるかもしれない。LAを本拠地とする2チームの8月の試合スケジュールを紹介しよう。

★ゲーム・スケジュール

◇ドジャーズ

8月8日 19:05 対セントルイス

  9日 19:35   〃

  10日 19:05   〃

  11日 19:05 対ピッツバーグ

  12日 20:05   〃

  13日 13:05   〃

  14日 19:05 対シカゴ

  15日 19:05   〃

  16日 13:05   〃

  29日 19:05 対ニューヨーク

  30日 19:35   〃

  31日 19:05   〃

◇エンジェルズ

8月1日 19:05 対シアトル

  2日 19:35   〃

  3日 19:05   〃

  4日 19:05 対テキサス

  5日 20:05   〃

  6日 13:05   〃

  7日 13:05   〃

  17日 19:05 対ボストン

  18日 19:05 対ニューヨーク

  19日 20:35   〃

  20日 13:05   〃

  21日 19:05 対ボストン

  22日 19:05   〃

  23日 19:35   〃

  24日 19:05 対ボルティモア

  25日 20:05   〃

  26日 19:05   〃

  27日 13:05   〃

★チケットを購入するには

 当日券があれば、その日にスタジアムに行って購入することができる。あらかじめその日のチケットがあるかどうか電話で問い合わせをするのも良い。もっとも2、3枚ならほとんど問題はないだろう。

・ドジャーズ

【電話】一般インフォメーション (213)224-1500、チケットインフォメーション (213)224-1400

【チケット料金】6ドル〜11ドル

【住所】1000 Elysian Park Ave. Los Angeles 90012(ドジャーズ・スタジアム)

・エンジェルズ

【電話】チケットインフォメーション (714)634-2000、チケットマスター (213)480-3232、(714)740-2000

【チケット料金】5ドル〜11ドル

【住所】2000 Gene Autry Way, Anahaim 92803(アナハイム スタジアム)


●ロサンゼルスの夏の風物詩

ハリウッド・ボウル・サマー・フェスティバル

 クラシックの名曲やポップスが楽しめる恒例の「ハリウッド・ボウル・サマー・フェスティバル」が、9月16日までハリウッド・ボウルで開催されている。

今年はロック系コンサートがなくなったものの、ジェフリー・テイト(指揮)とキャスリーン・バトル(ソプラノ)の共演(8月8日)、映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズの新作(9月5、8、9日、作曲者自身の指揮)などバラエティに富むプログラム揃いだ。

人気の「花火付きコンサート」では「戦後50年」(8月4、5日)、「チャイコフスキー」(8月11〜13日)、「ベートーベン」(9月1、2日)、「ジョン・ウィリアムズ」(9月8、9日)を特集。9月15、16日の「ファイナル花火コンサート」ではビゼー「カルメン」、ロドリーゴ「アランフェス協奏曲」などのスペイン音楽とヘンデル「王宮の花火の音楽」が予定されている。

ウィントン・マルサリス、ゴンサロ・ルバルカバ(初出演)が出演する8月16日、リー・リトナー、ラリー・カールトンらの「JVCジャズ」(8月20日)はジャズ・ファン必見! (事務局電話番号/213-850-2000)

<スケジュール>(表組)

8月4・5日 20:30 「グレート・アメリカン・コンサート」花火大会 ハリウッドボール・オーケストラ 

9日 20:30 モーツアルト、ジプシー・シンガー Ginesa Orfega のパフォーマンス

11日〜13日 11日、12日20:30〜・13日19:30〜 「チャイコフスキー・スペクタキュラー」花火大会、ハリウッドボール・オーケストラ、OSCトロジャン・バンド

16日 19:30 「ヤング・ライオンズ」ジャズコンサート、

20日 18:00 「JVCジャズ・アット・ザ・ボール」 リー・リトナー、ラリー・カールトンなど

23日 19:30 「ウィズ・ラヴ・トゥー TOBIM」 ブラジリアン・ジャズ・ミュージック

25・26日 20:30 「イヴニング・ウイズ・ナタリーコール」 ジャズ・ポップ・R&Bなど

27日 20:00 「100yaers of time」無声映画からE.T.まで映画音楽100年の歴史。

31日 20:30 「ブラームス・ピアノ・コンチェルト」

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